レ・ロッシュ大学のスペインキャンパスがあるマルベーリャについて、皆様はどれくらいご存じでしょうか?もしかしたら「南国の高級ビーチリゾート」というイメージがあるかもしれません。
ご想像の通り、気候は暖かく綺麗なビーチがあり、世界中から観光客の集まるマルベーリャ。
そんなマルベーリャの町について、もう少し詳しくご紹介いたします。スペインキャンパスに留学を検討されている皆様は、ぜひ渡航後のイメージを膨らませてみてください。
マルベーリャの魅力あふれる歴史
鉱山の町と漁村としての始まり
実はスペインのコスタ・デル・ソルに位置するマルベーリャは、現在のような高級リゾート地としての地位を確立する前は鉱山と漁業の町でした。
特に19世紀、マルベーリャは鉄鉱石の生産でスペイン全土の75%を供給する重要な地域として知られていました。
その歴史は街の建築に残されており、特にカブレ・ビーチにある青い積み込み桟橋は象徴的な遺産です。
また、鉱業の発展に伴い、漁業も盛んになり、今日ではシーフードが地元料理の重要な一部となっています。市内の漁港を訪れると、新鮮な魚が市場やレストランに届けられる光景を見ることができます。
セレブリティの楽園となったきっかけ
意外なことに、マルベーリャがセレブリティに愛される場所となったのは、一台の車の故障がきっかけでした。
1946年、ドイツのプリンス・マキシミリアンとその息子アルフォンソがロールスロイスで旅をしている途中、車が故障してしまい、偶然マルベーリャを訪れました。その際、マルベーリャの魅力に惹かれたアルフォンソは土地を購入し、友人たちを招いて開発を始めました。
その後、彼の邸宅は1954年に高級ホテル「マルベーリャ・クラブ」として生まれ変わり、コスタ・デル・ソルのリゾート地としての第一歩を踏み出したのです。
マルベーリャが誇る自然、美食、そして文化
ミシュラン星付きレストランと多国籍な魅力
人生の楽しみのひとつといえばお食事ですよね。
マルベーリャは4つのミシュラン星付きレストランを誇り、特に旧市街に位置する「Skina」ではシェフのマリオ・カチネロが率いる創造的な料理を楽しむことができます。
お休みの日には、ぜひクラスメイトとミシュランの星を持つレストランへ足運び、ハイクオリティのホスピタリティを体験してみてください。

自然の宝庫
マルベーリャは高級リゾート地でありながら、自然の魅力もあふれる場所です。
UNESCOが生物圏保護区に指定した「シエラ・デ・ラス・ニエベス」や、保存状態の良い砂丘「ラス・デュナス・デ・アルトラ」など、自然愛好家にはたまらないスポットが点在しています。
海岸線を散策すればイルカと出会うチャンスもあり、山へ向かえば多彩なハイキングコースが待っています。
勉強で疲れた心と体をマルベーリャの雄大な自然で癒して、次の授業に備えましょう。
ダリの彫刻が集まる広場
アートがお好きな方には、サルバドール・ダリの彫刻が並ぶ「アベニーダ・デル・マール」がおすすめです。
人々が行きかう町の中にある公園の広場には10点のブロンズ作品が立ち並び、間近で鑑賞することができます。
また、この公園では年間を通じてさまざまな無料イベントも開催されており、地元の人々や観光客に文化的な体験を提供しています。

いかがでしたか?
マルベーリャは豪華さだけでなく、歴史、文化、自然が調和した魅力的な町です。そんなマルベーリャにキャンパスを持つレ・ロッシュ大学スペインキャンパスで、ホスピタリティを学んでみませんか?
ご興味をお持ちいただけましたらぜひお問い合わせください。